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TRI-I3 [イヤホン]

11/12に発表されたモデル
11/13までは6000円引きで販売中らしい

mojoで聴き比べてもKXXSよりも数段良い音でした。
主に中域が平面磁界駆動で高域がバランスドアーマチュアで低域が8mm複合フィルムムービングコイルです。
11/14以降、しばらくは19900円が通常価格。 


平面駆動型は解像度が高く、細かな情報も再現することができる。弱点は大きくて、高価になる点。 構造上、振動板の振幅が少ない。 これは歪みの少なさにもつながるが、音圧が取りにくく低音の力感では一歩譲ると言われている。 https://ascii.jp/elem/000/001/553/1553915/より引用
平面駆動というとヘッドフォンの多くは10万以上するモデルが多く今までイヤホンではあまりヒットするモデルはなかったのですがこれは音源さえ良ければ良い音が出ます。
業務用機器で確認しましたが結構原音のイメージで鳴ります。
既に既存のミドルクラスは過去の物になりそうでして、出音も10万クラスの製品と肉薄しているように感じますしある程度完成されたイヤホンに思えました。
ただ、悪い音源で聴くと悪い音にしか出ません・・。

今回のTRI-I3は3ドライバという点から中高音を平面駆動とBAで補ってDDで低音をカヴァーしています。若干、音の広がり方が誇張されているところはあるのでTRI-i4くらいに低音が出ていても問題なければあれにKXXSの高音部分が乗ってくる感じです。しかも超高音部分はBAで補っている鳴り方ですので粒状感はなくバイオリンや高音のボーカルでも違和感なく繋がります。

サラオレインのTo Love You MoreのハイレゾでKXXSと比較しても解像度や表現力が数段上というのがわかりました。
単結晶銅のアップグレードケーブルが最初から付属してきます。
音からすると7n相当のUPOCCが付属品なので後から買い足さなくて済みます。

一応Amazonレビューでもなく速報ですが、2万円切っていればお買い得なのに6千円引きからスタートという機種でした。

以下Amazonに投稿したレビューになります。

音楽再生向けのイヤホンとしては完成体に近い

第一印象は平面駆動の効果があるのか歪みが少ない中音が出るという事でした。

結果、前期種のTRI-i4で気になったことは中音にピークがあり割れているとか歪んでいるという事でしたがそこがほぼ解決され95点から99点になってます。

ミックス済みの音楽再生に限ってはiphoneで再生しても良し、きちんとした再生環境でも問題なかったです。
DAPというよりは基準となるヘッドフォンアンプ用のICで視聴を繰り返して音質設計した感じがします。

少し派手なTRI-i4のアップグレード版として作られていることからそれを踏襲したイヤホンなので前モデルが気入っていれば完全に買いですし、モニター寄りではなくリスニング用では万人向けの味付けですので少し低音が強めで音場が広く高音の伸びがありボーカルはある程度近くなってます。音質もイヤホンはまだこの価格帯では未完成と感じていた事もありましたが、こちらの機種は解像度や音場がどうとかそういう次元ではなくある程度完成された道具になっていると感じました。

KSSXのほうが素の音が鳴るためモニター寄りで分析的な音になってますが、こちらは部屋が3つあり各帯域で装飾されてるところがありそれを収束した鳴り方でして、ミックスとマスタリングを終え完全に調節され完成した音楽を聴くために定位やフィルター調整されていますので映画館の再生環境のような立体感を感じさせます。

Lisa紅白歌合戦出場記念というわけではないですが視聴したところ
Rally Go Roundのボーカル、ベース、ドラム、右左のギター、オルガン、まだまだいくよーの後のソロギター、合いの手の様な掛け声、コーラス、ホイッスル、シンセなどの装飾音

全てピンポイントで良い位置で良い音量で鳴ってくれます。
おそらくイヤホンの音質調整されている方はミックス経験者なのでしょう。

イヤピースはSimbio Eartips,ケーブルは付属の物で十分でした。
付属ケーブルは音を聴いた感じでは7n相当のUPOCCで普通に購入しても1万前後する製品です。ツイスト>粗めの四つ編みでふんわりとした音場感を出しています。
付属ケーブルも歪みが少なくノイジーな感覚はないのですが、より実音に近いリアルなものを求める場合はMOGAMI2944などに変更してもいいです。

装着感は重さがあるけどノズル部分が長いのである程度、外耳道が長い方なら落ちてこないと思われます。
サイズ的にSimbioは3種類しかなくサイズを選べる幅がないので他のイヤピースというとコンプライのT500でフォームで使用しても音質に問題なく結構イヤピースは好きなもので良い音が得られると思います。

デザイン的にKXXSやNICEHCK F3と被るところがあり、NICEHCK F3はドライバ構成も同じようなところがありますがKXXSは粒状感がありメリハリのある音、NICEHCK F3は高域が強く刺さるようなところがあります。BAで言うと3-1-1で高音3ドライバのような音はあまり好きではなく、一方TRI-I3は一般的な高音と低音を少し盛った感じになり自分には好みの音になってました。

今までのミドルクラスは過去の物になったところがあるのでQDC NeptuneやAK Michell LimitedやRHA T20やAKG N40やSONY XBA-N3からの買い替えや買い増しに適していると言えます。
11・11の25台限定のセールは特別でしょうけど2万円以下という価格はエントリークラスなのにミドルクラスを飛び越していて、自然な聴きやすい音が出ているように感じましたし音は好みもあるので価格が高い物が良いと思えばそれはそれでいいのですが音質としてはあまり欠点がないように思えました。

欲を言えば平面駆動の弱点らしいのですがもう少しメリハリがあると尚、良かったです。





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画像は引用させて頂きました。
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