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AsVideoConverterがバージョンアップ・TSファイルの圧縮も可能!! [トランスコード]

AsVideoConverter.JPG
http://bluesky23.hp.infoseek.co.jp/
64ビットに対応している点や新しく加わった編集機能は利用していないがTSファイルのエンコードを早速試してみた。
30min.TSファイル3.53GBのファイルを用意されているプロファイルH.264 HD 720pに変換したところ1.41GBになり、 掛かった時間は17:03だった。PMSでは再生出来なかったが同ソフトのMEncoderトランスコード使用で再生可能だが再生までにしばらく時間が掛かるしCPU負荷もそれなりに高い。(40~60%)

もちろんPCでは再生が可能であるし変換された画質もMeGUIで変換したものよりは少し落ちる程度なので10倍ほど速いことを考えると画質は脅威的にいいといえる。
PSPプロファイルでは秒間100コマ以上出ているので最新のGPUなどを使用すればかなりスピードアップしそうだ。
また、プロファイルは自分で手軽に変更出来るようになっているため使用する機器に合わせて設定することが可能。
MPEG2のプロファイルもあるので再生互換性の面では問題ない。しかし、たまにブロック化けが発生しているので完全に保存には向かない結果になってしまった。画質面ではそこそこ良かったので残念なところだ。デコーダなどの変更や設定面を煮詰めていけば直ることなのかもしれないがそこまでする予定はないので各自検証していただきたい。

テスト環境はインテル系のPCで3650と4350の2台。
CUDAとは違いGPU能力で処理をしているとは思えないためあまりGPU性能は関係なさそうだが一応ATIなビデオカードが刺さっていたほうが動作をさせやすいと思われる。
GPUがかなり高速なものを使っても200コマくらいだと思うので速度よりも画質面の安定度に期待したい。
また、バッチファイルにも応用できるため録画後の圧縮にもこれ一本で対応できてしまう。まさにSpursEngineいらずといったところか。
こういったGPUパワーを利用できるソフトもPowerDirector8の完成度が高く既に実用域に達している気がする。
他の製品が今一つなのでPDに追いつくようなソフトが出てくることを期待したい。

VideoStudio X3やMovieWriter 2010はメニュー画面などのデザインはいいが安定度や速度面がいまいちだった。Neroの進化は7までで止まっているし、EDIUSは編集部分は良くできているがオーサリング機能は手薄なようでいまひとつといった感じだ。PDもメニュー作成時の操作性は褒めたものではないが他の部分はかなり改善されてきている。若干広告機能がデフォルトではうざいのと新しいソフトが出るとサイバーリンク系は宣伝が出てきてしまう。TMPEGシリーズは一つのソフトに機能が集約できるのでは?と思ってしまうくらい個別になっているので利点もあるが微妙なところだ。MPEG2のCBRしか画質面では使えるモードがないこともマイナス面になっている。

今回のフリーウェアであるAsVideoConverterはコンパクトで軽快感があり操作もシンプルだ。オーサリングソフトに受け渡しをするデータが問題なく作成できれば重宝するだろう。作者様は寄付を求めてるので使い続けるようなら応援や感謝の気持ちも込めて寄付をするのもいいだろう。

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