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2/12 Freemake Video Converterが2.1.0にバージョンアップ エンコーダからオーサリングソフトへ進化 [オーサリング]

Freemake Video Converterがバージョンアップです。
http://www.freemake.com/jp/downloads/
BDのISOイメージ作成に対応・オーサリング機能強化
TSの読み込みの修正
写真機能が強化
字幕埋め込み
と多岐に渡る改善ぶりですね。
フリーウェアで有名なところというとMediaCoderも進化していますが、やはりエンコーダーなのでFVCは多機能なソフトとしてこれからも充実してもらいたいところ。
以前までのバージョンで気になっていた変換後のエンコードサイズが曖昧だったのが改善されていればCUDAもあることですしある程度の事はフリーウェアで十分になりそう。

Freemake Video Converterのクロップ処理もだいぶマシになり比較出来る程になってきたので動作確認も兼ねて4種類のソフトでチェックしてみた。
(テスト内容)30分3ファイルのTSをDVD VIDEOに変換後DVD-Rに書き込む
1.TVMW5でSpursEngineを利用したMPEG2圧縮 ・1ファイル事に40分ほど掛かる全部で120分。プラスTAW4でメニュー作成後書き出しに15分。中身がBsなので速度を落としてムラもなく綺麗な仕上がり。インタレ保持で動きも画質もそこそこなハードウェア圧縮なのだが、ソフトウェア圧縮にするとかえって高コントラストのシーンで変な輪郭線が出てしまう。

2.EDIUS Neo2 ・3ファイルを並べて トランジションとチャプターを入れるだけ。書き込みが終わるまで50分ほど。出来上がったディスクはムラがあり今回一番酷かった。画質は業務用レベルで使えるほど高画質。

3.PowerDirector9・3ファイルを並べて チャプター入れるだけ。スマートフィットが効いていると解像度が極端に下がりデインタレも最悪な画質になる。見た感じでは320x240のようだ。全体では30分ほどと速いだけでいいところが他にない。書き込みのムラはないけど容量を使い切っていない。

4.Freemake Video Converter・3ファイルを並べるだけ。メニューもそれなりのものが自動作成出来る。変換に27分書き込みに7分全体で40分を切るくらい。画質はSpursEngineより少し良い程度でオートではディスクの容量を使い切れていないためビットレートが低くそれがモスキートノイズの発生を招いてしまっているようだ。こちらも容量を使い切っていないが書き込みは速い割りにムラもなかった。

画質は2>4>1>3
書き込みの綺麗さと容量を使い切っているのは総合すると1>4>3>2
操作性とレスポンス(チャプターが切りやすい・メニューが作りやすい)1>3>4>2
変換速度・書き込み速度3>4>2>1

やはり気に入った物を作ろうとするとTVMW5とTAW4のセットが有利だが、フリーウェアなのにFreemake Video Converterが検討しているように感じた。EDIUS以上の画質はDVDでは簡単に出そうにないがメニューの自由度がNeo3になってもそれほど変わっていないし、少し画質は落ちてもメニューの作成は自由自在なPremiereProが業務での使用を想定すると無難に思えた。
PowerDirector9は条件が合えば強力なのだが、合わないとどうしようもない仕様になっている。
BDに書き込みするにしても縮まないので意味がない、一話だけDVDにAVCHD書き込みするには便利そうだ。

番外でDVD Flickを試したがブロックが酷く一世代前の画質が今一歩ながら高画質モードに変更すればそこそこ使える画質になった。インターレース保持もこの手のソフトの中では簡単に設定できるがワイド画面対応に変更するのに手間が掛かる。それ以外はFFMPEGを使用しているので入力に様々なフォーマットに対応していて使いやすい。
また、最新の各CPU向けFFMPEGと入れ替えると画質も上がり速度も微妙にCore2Quadでは秒間20コマから30コマにアップする。(PhenomII6コアでは60~70コマ出るため速度面の遅さはほぼ解消できる。)ImgBurnで書き込むため速度調節出来るため仕上がりも綺麗、容量はいっぱいまで使い切っている。弱点はメニュー作成機能が乏しい事と変換スピードが遅い事。それ以外は上の4つと比べても現役で使えそうなポテンシャルがありそう。
http://blog.k-tai-douga.com/category/359294-1.html

他にはPhenomII6コアで120コマと高速に高画質に変換する方法。
TME3でカット編集、MediaCoder2011R2でインターレース保持でDVD向きMPEG2にしてからTAW4でメニュー作成後書き込み。FFMPEGを変更しなくても全CPU対応版が入ってそうですしCPUも使い切るため高速、今回やってみた中ではこれが一番いいかも。
エンコーダーは様々な物がフリーであるがMediaCoder以外にもXMedia Recodeなどがあり出来上がりのサイズがわかりやすく操作性はXMedia Recodeのほうがいいかも知れない。

既にDVDは過去の物になってはいるけど世界的には標準ではあるし、視聴するにしてもBDのように初期と規格が変わっているなどそういうことはなくプレイヤーを選ばないし特に困らないが以前よりはAVC圧縮されたハイビジョン映像が当たり前になっているしTVMW5や次に出て来ると予想されるTAW5ではm2tsとBDオーサリングに対応してこないとどうしようもない状況になりつつあるんではないかな・・。


以下バージョン履歴より
2.1.0 2011年 02月 12日
DVD、MKV、MOVに埋め込まれた字幕のサポートが追加されました
SSA/SRT/ASSの外部字幕を埋め込み機能が追加されました
DVDの作成し/Blu-ray ISOイメージ 、Blu-ray フォルダ/ DVDに保存できる機能が追加されました
写真の スライドショー機能が強化されました:移動・追加・スライドショーで写真を削除・シャッフル・パノラマ・オートローテーション
ビデオストリームのカスタムオーディオを選択する機能が追加されました
複数のDVDのオプション/Blu-ray書き込む機能が追加されました
DVDにDVDのオプション/Blu-ray変換する機能が追加されました
TSファイルをデコードの問題が解決されました





Blackmagic Design INTENSITY Pro

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  • 出版社/メーカー: Blackmagic Design
  • メディア: Personal Computers











そろそろ終焉を迎えそう?なので紹介。
ソフマップ楽天だけ21480というバルク並の価格でPremiereCS3/4で動作するソフトが付いてくるので異様に安い。
結局TMPGEncとプラグインが欲しくなるので微妙ですが・・。
他にも、CS5にはハヤブサというのが出てます。
ただPremiereCS5ユーザーの場合GTX285,470使用時に速くなる機能があるためSpursEngineは、いらないでしょうね。
http://www.cri-mw.co.jp/newsrelease/2010/2nt4hm000000sknc.html
http://www.cri-mw.co.jp/newsrelease/2010/2nt4hm000000y3f1.html
http://www.cri-mw.co.jp/product/lineup/spursengine/hayabusacs5pro/
けど、たぶんサンディさんの登場でほぼ製品寿命は終わりましたw。今でさえ完敗なのに年末以降に512ビット版のAVXが出たら速度も画質も圧倒されちゃうだろうなぁ・・・・・。
唯一、CPU負荷が低いので何かしながらエンコードが出来るという特徴は残ってます。MPEG2も加速(CPUが6コアとか2CPUとか速い場合は減速)する機能もありますが、ほとんどMP4目的でしょうね。

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