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Yy-Ash [イヤホン]

2000円台で結構満足してしまうというとんでもない機種が出てきましたね。
外観も高そうに見えるし音は帯域バランスに優れ聴きやすいです。
ここ数年は普段使いというとBd-005eが気に入っていたのですがちょっとした工夫で良い音になりますしこの機種に乗り換えてもおかしくありません。
イヤピースを奥までしっかり差し込めるようにステムというイヤホンの吹き出し口にイヤピースの軸の部分を輪切りにして被せています。
輪切りの寸法は外耳道の長さによって変わってきますが自分は1ミリほどですね。
これでしっかりとコンパクトサイズのイヤホンでもノズル部分が延長されピッタリとイヤピースが装着出来ます。

以下Amazonでレビューした内容です。

【黒の仕上がりも問題ないです!】

1カ月聴きこんでレビューしていますが、この機種結論から言うと「見た目はネプチューンで音はN3ですからヤバイ出来」です。
「TRN-IM2」 は兄弟機種ですがケーブルが違うこととドライバが違うので音が変わってくるようです。
2Pinは少し前まではリ・ケーブルするのにあまり選択肢がありませんでしたが現在はAmazonで入手できるもので色々楽しめるようになっていますし抜き差しでコネクターがヘタってこないのでYinyooの製品で統一して購入するようにしてメス側の穴が大きくならないようにすれば抜き差しでトラブルも減ります。

【2Pinでワイヤレス化も可能】
〇TRN V10 イヤホン ケーブル 2Pinリケーブル着脱式 ケーブル V10 TFZ KING EXCLUSIVE等に対応 Yinyoo (2Pin・Bluetoothケーブル)
ネック型で2Pinの0.78mmという規格になります。
マイク内蔵でスマホと接続して会話も可能。

これもまたタイムセールで購入、apt-Xにも対応していて音ゲーのハードモードは少し厳しいが動画は問題ないレベル。
若干ホワイトノイズが浮いてきますが音が鳴り始めれば気にならないので許容範囲です。
音楽はAndroidではPowerAmpがクリアですしFLAC24bitに変換しておくとGranbeatでは一段階細かく聴こえます。
イヤピースは耳から外れにくいことと屋外でクッキリ聴こえることを考慮するとSednaEarfitの黒いスタンダードなタイプがいいです。
Anker Soundcore Liberty Neoのようなフルワイヤレスより一段階音質はいいのですが途切れにくさはLiberty Neoが一歩進んだ製品だけあってまったく途切れません。これも許容範囲といったところ。

【2019.8.20】
藍色と黒色を注文しましたが黒の方はボンドがはみ出ていたり白い異物が混入していたりして同じ工場で作っているように思えないほど。

藍色はかなり綺麗でしたが黒は雑な仕上げでがっかりでした。

P.S 
【2019.9.25】
に到着した分は黒でも問題ないロットになってました。
ただ、値段が値段なので表面にゴミが付着して凹みが出来てしまってます。
超細かい金属用の磨き材と仕上げ用のリーマーにて表面は綺麗に加工できますので多少の凹みは許容範囲です。

音質の方はドンシャリですが低音が強めでBAの情報量が少し少なく感じました。
本物のネプチューンより音の粒が目立たない感じで情報量が少なく楽器の演奏のニュアンスもかなり少なく感じます。高解像度ではないのですが立体感は足りないものの同じ価格帯の碧Light2019などと比較しても問題ないような音質にはなっていました。
装着性はかなり良好に思いましたがネプチューンでもカスタムと比べると一回り小さいのにこれはさらにネプチューンの一回り小さい感じでもしかしたら耳にサイズが合わない方も出てきそうです。
万人向けではないですが今までの円柱状の形状よりはフィット感は良くなる傾向にありますし遮音性もアップしますので低音なども響くようになります。

下記に音質改善するか試した結果になります。
・GXX4710 4芯7n無酸素銅ケーブル 2.5mm 4極 ケーブル 2pin リケーブル Yinyoo
7Nは今では手に入りにくいかも知れません。中高音が綺麗になる低音はタイトになる
・YYX4823 色違いはH5などに付属する綾八本編みの2pinタイプ銀メッキケーブル3.5mm3極 &2.5mm4極 Yinyoo
MMCX 2Pinなど種類が豊富。スッキリ綺麗で癖が付かないタイプ。銀コートで輪郭が付く感じ
・KZX4128 KZ ZSシリーズ向き
ノイジーだが音に厚みが出る。ZSシリーズには合っている。
・YYX4744 2pin ケーブル 8芯 OFC アップグレードケーブル 0.78mm Yinyoo
ケーブルはKimberもどきなYYX4744でブレイド編み込みされているものが音場が広がり中音域の切れや情報量が増す。
・イヤホン用リケーブル【4N純銀撚り線 × 精密導体102SSCハイブリッド】OYAIDE カスタム特注品
純銀で甲高い音が出るが高音が好物の方には少し物足りないかも?低音も102SSCで量感たっぷりな為EDMにはこれが一番。
・MOGAMI2381 2pin ケーブル 4芯 オリジナル
Nobunaga lab.のコネクタ、プラグとMOGAMIの同軸ケーブルによる自作ケーブル。シールドされていてノイズはほぼゼロに感じるモニターサウンドの極致

イヤピースも色々試したところacoustune AET07がBAとDDの2ポートの音が混ざって良かったですね。
高音と低音が混ざらないで分離が良い物を求める場合はCP145がいいでしょう。

その後、消費税10%にアップ前のタイムセールで追加購入した物はSONYのNW-WM1AにてYYX4744の2pin仕様 4.4mm 5極ケーブル(実際には4極接続)で聴いてみましたがイヤーピースはSednaEarfit Lightやスパイラルドット++でいい感じに鳴ります。
具体的にはXBA-N3と聴き比べましたが恐らくお手本(ターゲット)にしているイヤホンだけあってKimberモドキのケーブルを使うと10倍の値段なのに良く似てます。
解像度と分離が若干落ちるかなという差しかなかったです。
ノズル部分はBAとDDが分離されて出てくるのでソニーの内部で合流するよりは有利なところもありイヤピースでドライバの差を補ってあげればそれほど出音に差がないように思えました。
N3はデザインが円筒状であの形でして装着性が良くないので装着性はこちらのイヤホンのほうが数段いいです。
イヤピースをSやMSなどワンサイズ下にすることで密着度が高まり低音も逃げなくなりますのでほぼ問題はなくなりますし音もSednaEarfit Lightやスパイラルドット++はイヤピースの中で最高峰な訳で完成の域に達しています。(サイズは人によって変わりますのでご参考まで。)

音源さえよくすればノズルは金属で加工されていてイヤピースの装着時の密閉度も振動面での有利さもネプチューンという本家より上な訳で、付属ケーブルは銀コート、L字プラグでスマホのバンパー使用でも問題なくタッチノイズもなく音源に忠実でリアルな出音で非常に良い出来ですしモニターライクなサウンドならイヤピ交換だけで十分です。

デザインもモノマネとはいえ中国でイヤホンというと深圳で出来ていてほとんど同じようなクオリティなのは当たり前ですしドライバ以外は本物と遜色ないといいますか・・・音はこっちのほうが好みですから見た目はネプチューンで音はN3ですからヤバイ出来です。

以下余談ですが
美音といわれている碧Light2019との違いは中高音の解像度はBAのほうが少し高いですね。
低音部のDDは同等か少し解像度は上なので大きな差はハウジングの真鍮の輪郭や余韻があるかないかの違いです。
イヤホンで全てをアルミやステンやチタンなどの金属で作ってしまうと重量も嵩みタイトで硬い音になってしまうので各社試行錯誤している訳です。
リケーブルですがサンシャインから出ているKIWAMI mmcx3.5及び2.5はHSEという処理がされているため良いのですが2Pin仕様がないようです。
ノブナガラボの2Pinコネクタを購入してハンダ付けしましょう
あとは振動対策で同じくサンシャインのディーレンミニEを貼ると、ある程度安価で完璧なイヤホンの完成です。
ディーレンミニやイヤーピースにSpiralDot++を装着すると解像感や高音の伸びも十分出てきてしまうのでモニター調を好む方ならいいと思います。

あまりドライバにはコストが掛かっていないのも値段からわかりますしBd005eなどエントリー向けからの買い替えや普段使いにデザインが良い物が欲しいという場合に合っていると思います。








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TRI-i4 [イヤホン]

中華イヤホンといってもビルドクオリティが上がっていてKnowle製のBAとダイナミックドライバの組み合わせなので有名な製品とそれほど変わらなくなってきた。
残すはブランド的なデザインを含めた高級感やオーディオ的な味付けやフィルター部分になってくるがかなり肉薄して来ていると感じている。
パンチ穴のフィルターからそろそろ脱却してもいいのでは?と思ってしまう。

以下Amazonでレビューした内容になります。
【デザイン】
ブラウンというよりシャンパンゴールドとしたほうがこちらの色の売れ行きも変わってきそうだ。
実際、金ピカで結構ゴージャスに感じる。
CNCの金属加工をされているイヤモニ風の外観な割に約6000円で購入出来るとは破格すぎる。

【音楽再生】
実際に音出ししてみるとほとんどのジャンルで問題ない完璧な出音。
itunesでtestplayで検索して頂くと作成したプレイリストが再生出来るようになっている。
99曲でポップス・ジャズ・ロック・クラシック・アニメ・サントラ・ひちりきというような和楽器やDJやオーディオ店でリファレンスとしてよくかける楽曲も含まれているので参考にしてほしい。

Yy-Ashからのアップグレードが出来そうと思っていたらTRI-i4という機種はこれを超えようとするのは暫くは無理そうな音になっていて正直びっくりした。

【販売価格】
ブログサイトにある7%安くなるクーポンコードを入力するとクーポンで1000円引きからさらにそれが値引きされるので6000円以内で購入することが出来る。クーポンコードは期間がある、また価格は徐々に下がっていくものだし現在は発売から少し経っている状態なので参考程度にしてほしい。
タイムセールではクーポンコードは効かなかったが1000円のクーポンが有効だったので5000円台前半で購入出来た。

【再生環境】
音源はiFiのnano iDSDで384kHzに強制的にアップコンバートして再生されるのだがこれが見事にはまっていた。3.5mmジャックは本体にもあるのだがRCAからの方が音がいいのでRCAから変換ケーブルを利用している。

【音質】
ヘッドフォンアンプを利用しているとイヤホン付属のケーブルが良く出来ていて低音に粘りを生じさせていてそこそこ濃い音に変化しているので他のレビューにあったあっさり目とは全く違う。
イヤピースもSednaEarfitLightのSサイズに変更して密着度をアップさせて低音が強調されながらも反響音が自然に感じる物にしてみた。
するとドラムがすごくいい! 
バスドラム、スネア、ハイハットその場で演奏しているかのようなノリがあるもので奏者の動きや楽器の質感まで想像できてしまう。
音場は少し広めだが定位は若干甘めだがリズムは正確に感じるし少し低音過多に感じるが許容範囲。
BAの解像度も高くブラスやチェロやバイオリン、コンデンサマイクのカスレの表現も十分出来ている。

ロックのような歪みのあるジャンルも自然に表現出来ているしほとんどのジャンルで問題ない。

【箱出し直後はエッジを感じる鳴り方】
テスト用アプリでのサイン波では問題ないのだがどうしてもボーカルが割れているように感じるがこれで正常なのだろうか。刺さりはないのだがエッジが効いているとはいえこの点はちょっと気になる。
音割れの件は一つ目の本体はドライバの故障のようで2個目は問題なかった。
エージングをいくらしても壊れていては無駄になってしまうので一週間ほど経っても変化がない場合は故障を疑うのも必要かも知れない。左右同時という事で大き目な音量で同時に壊れたと思われるが感度からしてドライバの手前に普通はあるはずの抵抗がない分BAが故障しやすいので注意が必要だ。ちなみに通常の2割増しで一回鳴らしてしまったことがあっただけなのでそれが原因だとしたらドライバの故障頻度としては高そうだ。

【エージングは結構長めに100時間】
Knowles製33518BAドライバが搭載されていてIKKO OH1やOH10は共通する派生モデルといったところだろう。これにダイナミックはダブルダイヤフラムで2枚振動板が加えられている。ドライバ部分のチタンコートやアルミハウジングから銅を多く含んだハウジングにするなどブランドモデルでは工夫されているがそれら2万前後のモデルと同等な音質が体験できると思われる。

BAのないDD単体でも2枚振動板があるものはエージングに時間がかかるしKnowles製33518BAドライバは特に気になっていたボーカルの部分はエージングで結構音が変わるので100時間を目安にしたほうがいい。3~4日位から深い低音も出始めるところがあるし中高音の滑らかさも出てくるので通常使用で2週間ほど使用したくらいが本来の出音となる。
気に入ったのでタイムセールで色違いも購入。5000円前半まで値引きして大丈夫?みたいなことになってきた。
7日目になるとエージングは終わり気味で曲によっては生々しいヴォーカルも聴かせてくれる。
スローバラードもいい感じで空間エフェクトが少し掛かっている楽曲では音の広がり、ピアノのバッキングもギターもベースもドラムも程よいボリュームバランスだ。
Yy-Ashとは違ってオーディオに近いサウンド。このくらい音質が良くなればヘッドフォンやスピーカーの代わりにイヤホンを聴いてもいいかと思ってくる。
D-REN miniも取り付けてみたが共振がなくなり粗い部分が少し緩和され定位が甘いところがなくなった分モニター的な鳴り方になった。Z5やIER-M9などマグネシウムハウジングは高価だが貼りものならそれほどコストをかけなくても体感出来る。

【まとめ】
高額な多ドラBAなんぞ捨ててこれを聴け!というイヤホンですね。カスタムや多ドラBA機も持っていますがモニターサウンドで優等生すぎますし最近の1BA+1DDの中華イヤホンは立体感があり好みの音です。

ただ、分厚いサウンドを目差すなら出力機器は全て出音は試したがMojoやmicroiDSD、AK380AMPがあると良さそう。
NW-WM1Aで4.4mm5極KimberCableでイヤピースもソニーのハイブリッドで同一環境としてXBA-N3との比較を行ってみたがエージングが完了した時点では解像感は互角、若干パート毎の分離が負けているところはあるがN3の真鍮音導管の円筒型の筐体とCNC加工のアルミハウジングを考えても3年前のソニーのイヤホンに追いついて抜き去った印象だ。もしハウジングやノズル部分に真鍮や銅を多用したら完全にN3越えしている。
ちなみにOH10は丹銅といって亜鉛が銅に対して20%程含まれている製品。

モニターライクで良ければケーブルも4nの4芯ツイストなので付属品で十分。
ケーブルで音質調節も出来るがこれ以上派手になると聴きにくくなってしまうが交換したところ4n純銀プラス102SSCでも問題なかったし8nプラスPCOCCやオーグラインも悪くなかったが普通に銀コート四つ編み辺りが無難な感じだった。
銀コートではないが銅4nのNICEHCK GCT4というケーブルを試したが大きな四つ編みで空間表現が増していた。
付属ケーブルでエッジが強めに出ている場合はこちらのケーブルに替えるだけで聴きやすくなるだろう。

イヤピースは付属品の軸が色付きの物やフォームタイプは悪くないが、改めて購入するとしたら筐体デザインからしてダブルフランジとの相性も良く質感や解像感のある高音とタイトなバスドラ、定位も保ちつつ外側への音の広がりのあるAET06+Sがいい。外耳道の奥で接地面積の広いDeepMountは低音は粘りが強調され高音の指向性が上がり音質調整されるのでおすすめだ。ソニーのハイブリッドやスパイラルドット++も無難に低音、高音が強調されて良かった。

金属ボディで全体的に硬い音になっていて分離が少し悪く中域にピークがあるので95点、3万以内のミドルクラスのイヤホンの音が楽しめるのは凄いことで中高音の解像度・迫力のある低音・空間を感じさせる滑らかさ・音源の全てを引き出しているところがありほんとに良く出来ている。
リスニング用途なら損はしないだろう。








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