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Nero10が6/24発売に!待望のCUDAエンコードに対応する [オーサリング]

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100617_374811.html
PDやムービーライターに遅れをとっていたNeroもようやくAVCHDのエンコードにCUDAが使われるようだ。

10では標準でBDAV/BDMVの両方に対応。撮影したビデオに、メニュー画面などを付けてBDに記録できるようになった。さらに、AVCHDファイルの書き出し時のみとなるが、NVIDIAのCUDAもサポートし、変換の高速化を図っている。



従来はBDのオーサリングというと特別扱いになり別のプラグインが必要だった。4千円を少し切るほどで購入できたと思ったがそれでもその存在に気がつかないユーザーもいたことだろう。今回のバージョンではBDのオーサリングがBDAV,BDMV共に標準搭載になったようでパッケージの13500円の支払いのみで使用可能となっている。実質値下げも値上げもないような価格設定だが、旧製品を購入していた頃はオールインワンとはいえ日本国内ではあまり役に立たないマルチメディア機能も多くヨーロッパ圏と比べると地デジのプロテクトによる弊害で使用可能なキャプチャボードもほとんどないといってよかったが今回のアップデートではどのように変わったのだろうか。

この手のソフトもウィンドウズメディアセンター対応チューナーの充実ぶりからしてもう少し日本寄りに改変しなくては単なるメディアに書き込むソフトにしか利用できない。
特にうちではバックアップ機能はNero7,Nero8と書き込みに失敗して以来使用してないし別のソフトを購入しなければならなくなりBDのプラグインの出費も痛かった思い出がある。

こういった、単純な機能も満足に使えなかったしトランスコードした映像をテレビで見るような機能でも画質面でフリーウェアに劣っていることからどの程度一つ一つの機能が充実しているかが購入するかの決め手となるだろう。
もちろん単体のソフトを購入することを思えばかなりお値打ちなためBD再生のみでPowerDVDなどは1万円近くするわけで機能を考えれば安いことには変わりはない。
メニューの作成も他のソフトより凝った演出があるが繰り返し使えるムービーライター系のデザインのほうがホビーユースでは使い勝手が良さそうだ。またNero9のリローデッドまでにかなり数も増えているのでメニュー作成だけでも楽しめそうだ。
iPod/PSP用動画などが作成できる変換ソフト「Nero Recode」など的を得たバージョンアップも行われており他のソフトに遅れをとっていた部分がほとんど解決されたのがこのNero10ということだろう。
マルチチャンネルの録音とエディターもついているのでサウンド面でソフトの操作を少しかじってみたいというライトユーザーやカット編集やディゾルブとオーサリングまでをしたいといった場合には力を発揮してくれそうだ。

しかし、マックでソフト2本を購入すると(ロジックとファイナルカットのことだが)プロでも困らない仕様になってしまうことからしてもウィンドウズでもこのようなソフトが出て来てほしいところだ。ウィンドウズではCubaseとEDIUSで近いことは可能だが・・・・SDI端子を使おうとなると重くて高価なソフトが多くなってしまう。

NeroにはAVCHDカメラからメディアに書き込む用途では高速なため、ホビーユースでのスタンダードになる潜在能力があるため期待したい。

http://www.nero.com/jpn/pressreleases.html?id=1831


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  • 出版社/メーカー: Nero
  • メディア: DVD-ROM



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