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MC7/XSの画質チェック [地デジチューナー]

なぜかうちではインテル製チップセットを搭載しているマザーボードだと不安定な動作をするアイオー地デジチューナーなのだけど、AMDのPhenomIIx6を中心としたPCに乗せ換えた途端に正常に近い動作になった。そこでチューナーの指定をすればMVPシリーズとの共存も可能かと思ってMVP/VSを接続しているPCにMC7/XSを追加してみた。
MC7シリーズは既にUSB接続のVZを使用していたが話題のAVC圧縮は出来ないためHDDの容量を圧迫してしまう。またPT2との共存にもメディアセンターを主体とするハードのほうが相性が良さそうと判断したからだ。とりあえず、このPhenomIIPCにはPT2が1枚とMVP/VSとMC7/XSの複数枚挿しになっているので動作が不安定になる可能性もあるが少し使用した感じではそれほど問題も起こらない様子。
*説明書ではもちろん勧めてない使用方法なのでメーカーには質問しないでください。

さて、タイトルにある画質のことですが結論から言うと二代目BDレコに搭載され始めたAVCHD録画と比較すると低ビットレートでは画質は勝っているが8Mbitを超える頻繁に使う帯域では初期のレコーダーのエンコード画質より少し劣っている。最大でも12Mbitしかないのも問題だが保存目的でなく視聴のみならあまり気にならない。三代目以降のBDレコと比較すると圧倒的にBDレコのほうが高画質だが、精細感に欠けているものの1万弱という値段からすれば納得いくのかも。
DR録画に対応していないためHDDの容量を有効に使いたい人向きな製品なため画質重視なら一般的なDR保存が出来るMC7/VSやVZを選んだほうがいい。(そもそもWOWOW以外は画質は期待できませんが・・)

スクリーンショットは撮れなかったのでデジカメで撮影後、圧縮したもの。
画質設定.jpg
画質設定、シリーズ録画やジャンル・番組毎に画質を設定できる。
テレビチューナー設定.jpg
アンテナ感度の設定画面。

ダビング
ダビング1.jpg
番組を選ぶ
ダビング2.jpg
フォーマットを選択
ダビング3.jpg
ディスクを入れるとフォーマットを促される。
ダビング4.jpg
ダビング中 30分の番組ならBD-RE 2倍速で4分ほど
ダビング5.jpg
ダビ10対応のものは残り回数が表示される。

再生画面.jpg
再生した画面をデジカメで撮影したもの。速い動きやパンするようなところでは輪郭がぼやけるようなノイズが目立つがゆっくりしたところではノイズ感はない。逆に補正が掛かりすぎていてブロックノイズやモスキートノイズ、色調補正が強力なため画面全体がぼやけているのでAVCHDのカメラで撮影した映像に近い画質になっている。画質重視なら2倍か3倍までが限界だろうか、この手の圧縮する機器の中でも標準的な画質は出ている。また、容量を多く使いたい場合でも5倍までがいいかも知れない5倍でもちょっと精細感は失われる傾向にあるので線の細いアニメや細かい描写の実写には不向きかも。
mpeg4avc.jpg
PowerDVDの再生状況、5倍では2~6Mbps付近を前後していて大きな変動はない感じだ。
BD-REに書き込んだ番組はPS3やBDレコでも再生可能だった。
最初は再圧縮と思って見てしまっているが目が慣れてくればそんなに違和感もわかないだろう。
http://jp.fujitsu.com/microelectronics/products/assp/h264/index_p3.html
トランスコーダーがのっているためなのかVZと違ってディスクに書き出すのにあまり時間を必要としません。映像を圧縮している分ファイルサイズが小さいのが関係してくるのかも知れません。
また、リモコンがあるのとないのとでは操作性が異なりますのでWMCリモコンはあったほうがいいですね。

感覚的には2~6Mbpsに見えていたのだが、その後いざ調べてみると下記のようになった。
NARUTO_bitrate.JPG
NARUTO_VideoAudio.JPG
ビデオはインターレースで平均4Mbpsでピークでは12Mbps,オーディオはAAC-LC 188kbps
約35分で1.119GiBというファイルサイズだった。
思ったよりもビットレートやサイズも低く小さくまとまっていた、その割には高画質に記録出来ているのがわかった。
まとめるとMC7では予約録画がもう少し家電寄りになってくればWMCだけでも十分かも?
予約録画の足りないところはPT2の予約録画が強力なのでPT2を1枚追加して補えば十分だと思う。
エンコードについてはSandyBridgeに内蔵されるQSVよりも録画時にAVCに変換出来たほうが放送番組に限っては速いので、現状よりももう一歩先に進んでPSPやiPhoneで再生出来るファイルも同時に作成されると一つの製品として完結しそうだ。

商品名は各社の商標です。

I-O DATA Windows Media Center専用トランスコード搭載地上・BS・110度CS対応キャプチャーPCIe GV-MC7/XS

I-O DATA Windows Media Center専用トランスコード搭載地上・BS・110度CS対応キャプチャーPCIe GV-MC7/XS

  • 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
  • メディア: Personal Computers



I-O DATA ハードウェアトランスコード搭載 地上・BS・110度CS対応TVキャプチャ PCI Express GV-MVP/XS

I-O DATA ハードウェアトランスコード搭載 地上・BS・110度CS対応TVキャプチャ PCI Express GV-MVP/XS

  • 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
  • メディア: Personal Computers



I-O DATA Windows Media Center専用 地上・BS・110度CSデジタル対応TVキャプチャ PCI Express GV-MC7/VS

I-O DATA Windows Media Center専用 地上・BS・110度CSデジタル対応TVキャプチャ PCI Express GV-MC7/VS

  • 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
  • メディア: Personal Computers



I-O DATA Wチューナー&Wトランスコード搭載 地上・BS・110度CS対応TVキャプチャ PCI Express GV-MVP/XSW

I-O DATA Wチューナー&Wトランスコード搭載 地上・BS・110度CS対応TVキャプチャ PCI Express GV-MVP/XSW

  • 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
  • メディア: Personal Computers



I-O DATA Windows Media Center専用 地上・BS・110度CSデジタル対応TVキャプチャ USB GV-MC7/VZ

I-O DATA Windows Media Center専用 地上・BS・110度CSデジタル対応TVキャプチャ USB GV-MC7/VZ

  • 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
  • メディア: Personal Computers



I-O DATA 地上・BS・110度CSデジタル対応TVキャプチャBOX USBバスパワーモデル GV-MVP/VZ

I-O DATA 地上・BS・110度CSデジタル対応TVキャプチャBOX USBバスパワーモデル GV-MVP/VZ

  • 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
  • メディア: Personal Computers






I-O DATA GV-MVPシリーズ用オプションリモコン GV-RCKIT3

I-O DATA GV-MVPシリーズ用オプションリモコン GV-RCKIT3

  • 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
  • メディア: Personal Computers







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