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X58の後継はX79になるらしい [PCパーツ]

これからも2年経つとPCが古くなってしまうようですが、ムーアの法則が維持されることは大きな意味がありそうです。
http://www.4gamer.net/games/128/G012877/20110506060/
Intelが発表した「3次元トライゲート・トランジスタ」って何だ? 「Ivy Bridgeの性能を大きく引き上げる技術」の正体に迫る
トライゲートでムーアの法則を維持 2013年には14nmプロセス技術を採用へ


4亀で次期チップセットロードマップが解説されていた。
Z68のあとは少し間が空くけどX79が年末に出る模様。

http://www.4gamer.net/games/132/G013252/20110430005/
6コア12スレッド,15MB LLC,定格3.30GHz
6コア12スレッド,12MB LLC,定格3.20GHz
4コア8スレッド,10MB LLC,定格3.60GHz
これらLGA2011パッケージのCPUと組み合わされるチップセットは「Intel X79 Express」(以下,X79)だ。X79は,少し前まで海外を中心に“X78”と呼ばれていたもの。Core i7-900番台と組み合わされる「Intel X58 Express」だと2チップ構成になっているのに対し,Intel 6シリーズチップセット同様の1チップ構成になるのが特徴である。  I/Oコントローラということで気になる拡張性だが,PCI Express 2.0インタフェースは8レーン,Serial ATAは14ポートがそれぞれサポートされ,後者ではうち10ポートで6Gbps対応となる。RST SSD Cachingも利用可能になる見込みだ。  なおUSBは2.0ポートが最大14となっており,X79でもUSB 3.0は外部コントローラによるサポートということになる。

LGA2011,Quadチャンネルのメモリと2枚までのx16・ 4枚までのx8 ビデオカード複数枚挿が可能、PCI-E 3.0への対応

サーバー向けのマザーとは違って1個のCPUと6コアまでとなりそうで8コアが来ると思っていた方には残念なところか。X58からの移行にはこのあたりのスペックが無難になりそう。

Ivy Bridgeは22nmなのでさらに消費電力が減って性能が伸びそうだが「統合型グラフィックス機能がDirectX 11に対応する」というのが最大の特徴だろう。ほとんどCPUパワーは普段の作業には足りてしまっているためSSDの有効利用というのがこれからのトレンドにはなっていくでしょうね。

一方PC WatchではCPUの今後の進化が解説されていました。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110505_443998.html
Intel、3次元トライゲートトランジスタ製造技術を確立
~22nm世代のIvy Bridgeで採用
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20110506_444011.html
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■
Intelが22nmプロセスで3Dトランジスタ技術を採用
Intelが22nmプロセス「P1270」に3Dトランジスタ技術「トライゲート(Tri-Gate)」を採用したことを発表した。従来のトランジスタは2Dの平面だったが、Intelの新プロセスでは3Dの立体構造となる。これはトランジスタの歴史が始まって以来の根本的な構造変革で、大きなステップだ。利点は、リーク電流の抑制、アクティブ電力の低減、トランジスタのスピードの向上、トランジスタの小型化など。

同じ性能なら動作電力を半分以下に抑えられ、漏れ電流も1/10に低減できると書かれていて大きなCPU性能の進化がなされるようだ。

今回の22nmトライゲートでは、電圧は80%程度にまで低減し、キャパシタンスも縮小するので、トランジスタ当たりの電力は50%かそれ以下に下がる。32nmから22nmでトランジスタ密度が2倍になると、相殺されて電力密度が同じかそれ以下になる計算だ。90nmからこれまでの苦境から比較すれば、かなり改善されるが、それでも動作周波数を引き上げる余裕はないことになる。

その後の記事によると消費電力は半分程度に下がるが動作周波数は極端に上がることはなさそう。

やっぱりP3x~P5xからの買い替えはP6xシリーズはスルーで7シリーズが本命っぽいなぁ。
といっても6シリーズが決して損するって訳ではなく大きな構造改革により階段を一つ上ることになるためまだどのような不具合があるのか良いことばかりなのかもわからないので今までの製造工程で作られたCPUのほうが安心感があるのも事実。
実際、3日掛かっていた処理が3秒で出来るって訳でもないので3倍ほど速くなっても動くソフトウェアはそれほど変わらない。製品寿命が3年くらいとされているが最近は価格の下落もあり1年くらいで買い替えても良さそうなくらいにはなってきているが・・・。

ということで現行のPCではH65チップセットなどのノートでモアパワーはありだと思うのだけどゲームをするものでもないのでQSVが使いたいだけならノートでCorei3~i5の製品を選ぶのが安く高速にエンコードすることが可能。一方ゲーム用PCはクライシス2やBF3をプレイする場合ゴミ箱型など煙突式ケースを工夫してデスクトップをコンパクトに自作したほうがいいかも。というのも、ノートPCはターボモードの騒音が結構大きくうるさいからだ。


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